Aranea Area 主人公イラストメイキング

2022/12/03-2023/08/10

本記事は、Ci-enで2022/12/03に公開した記事の再掲です。

春馬が描けない、お絵描きが楽しくない、何が好きかわからない、という具合のスランプ状態からいかに脱したかの備忘録です。

完成図

新しく考えている作品「Aranea Area」の主人公のイラストです。相川春馬が主人公のハルを演じます。

指針

ラフ1

この時点ではまだうまく描けずにモヤモヤしていました。

最初うまくいかなくても大丈夫です。

ラフ2

構図を変えて少し整えました。

カラーラフ

最初のカラーラフ。

服のデザインを変えました。

下書き

手や服の模様など細かな部分を整えていきます。

メガネのレンズの奥は歪んで見えるようにしたいので、変形ツールで歪めます。

線画

部分部分で使うペンやツールを変えて書きました。

配色

白を基調にするか紺色を基調にするか。

混ぜるか?

影を決める

こんな感じで塗りたいという図。

塗り

影をくっきり描くように意識して塗りました。

青色グラデーションをソフトライトでのせたり、線画の色トレスしたりして馴染ませ。

元の絵のフレームっぽいのをオマージュして、右下側にフレームをつけました。

あとがき

一枚のイラストを楽しみながら全力で描くことができました。うまく描けない、楽しくない、というのを脱すきっかけになる絵でした。

反省なのですが、最近はTwitterでたくさん素敵なものを見て、自分ってまだまだだな、とついつい他人と比べて考えていました。それは自分の実力を知るという意味では良くても、描くのが辛くなったら元も子もない。一旦そういうのは忘れて、描いている絵に集中したら楽しくなるのを感じました。

— 明田ミオ🦇制作中 (@aketamio) November 16, 2022